友達の紹介を恋愛に発展させる方法|失敗せず自然に進めるには?

居酒屋の引き戸がガラッと開く。その瞬間、紹介された彼の顔をまともに見れなかった。

恋愛ショート動画の企画でリサーチしてた時、知人のミナから聞いた話。3人でご飯、よくあるやつだよね。彼女を引き合わせてくれた共通の友達がひとり、相手の男性がひとり、そこにミナ。テーブルは3人。

で、彼女が頭の中でずっと回してたのは、彼をどう落とすか、じゃなかった。

もしここで変な空気になったら、紹介してくれた子に申し訳ない。フラれでもしたら、グループのトークが気まずくなる。最悪、あの子との関係までぎくしゃくする…。 そっちが怖いんかいって、聞いてて思わずツッコんじゃった。でも、わかるんだよね。

紹介の恋愛は、目の前の相手だけ見てればいいわけじゃない。後ろに人間関係がぶら下がってる。そこがマッチングアプリと決定的に違うとこ。

目次

なんかしっくりこない理由

怖いのは相手じゃなく、フラれたあと

ミナがおしぼりを握ってたのも、彼が無理だったからじゃない。むしろ第一印象は良かったらしい。

問題はその先の想像。うまくいかなかった時に、紹介者の顔を曇らせる自分。グループで会うたびに漂う、あの薄い気まずさ。それを先回りでぜんぶ浴びてたから、体がガチガチに固まってたわけ。

ここ、すごく人間っぽいよね。恋がうまくいくかより、人間関係を壊さないかを先に守ろうとしちゃう。正直言って、紹介恋愛がうまい人って、口がうまい人じゃない。この気まずさの処理がうまい人なんだ。

数字を知ると、肩のあたりがふっと軽くなる

不安を煽る前に、安心する話を先に置いておくね。

友達の紹介から付き合うカップル、思ってるより多い。出会いのきっかけとして紹介は珍しいものじゃないし、紹介だと交際まで進む割合が高いって話もよく出てくる。

理由はシンプルだった。友達フィルター。変な相手を、友達はわざわざ紹介しない。しかもこっちの好みをなんとなく分かった上で引き合わせてる。会う前から、お互いちょっと加点された状態でスタートしてるってこと。

つまり、あなたが思ってるほど分の悪い勝負じゃないのよ。

付き合うまでの地図を、先に頭へ入れておく

ゴールまでの距離がわからないと、人は焦る。今日告白すべき?もう少し待つ?って一人で空回りするんだよね。だから流れだけ先に見ておこう。

3人でご飯。そのあと何度かメッセージ。2人で会う。デートを何回か重ねる。どっちかが気持ちを伝える。ここまででだいたい1ヶ月半くらい、という体験談が多かった。

早すぎても相手がついてこない。遅すぎると友達枠で固まる。この地図があるだけで、今どのへんにいるかが見えて、勝手な焦りがすっと減る。

リサーチした男性側のケンも言ってた。紹介された子からの返信が一日空くたびに、脈なしかも、って勝手に落ち込んでたって。でもそれ、相手が仕事忙しかっただけ。地図がないと、たった一日の沈黙を勝手に大事件にしちゃう。あるあるすぎて笑った。

3人のご飯を恋愛に寄せる、その日の台本

ここから動画の台本みたいに、時間で区切っていくね。

開始30分、ガチガチにならない座り方から

座る位置、地味に効く。相手の真正面より、斜め前か隣のほうが視線がぶつかりすぎなくて喋りやすい。緊張で口が乾く前に、まず物理的な圧を下げておく。

最初の主役は、相手じゃなくて紹介者。引き合わせてくれた友達を立てる。なんでこの2人を会わせようと思ったの?って振ると、友達が勝手にあなたの良いとこを喋ってくれる。自分でアピールするより百倍効く。

(自分で言うとただの自慢になるもんね)

相手には、聞き役8割でちょうどいい。最近ハマってることある?の一言から、目がきらっと光った話題を一個だけ覚えておく。それが後日の連絡のネタになる。覚えるのは一個でいい。欲張ると全部ぼやける。

中盤、連絡先はグループ前提でさらっと

2人だけでLINE交換しよ、はハードルが高い。相手も身構える。

だから3人のグループを作る体で交換するの。今日の写真送るね、とか、また3人で集まろうよ、の流れに乗せちゃう。これなら相手に断る理由がない。1対1のやりとりは、そのあとで自然にほどけてくる。

ここで欲を出して、解散間際にこそっと2人だけのID渡そうとすると、だいたい空気が変になる。急がない。グループ経由のほうが、結局はやい。

解散後、寝る前に一通だけ

帰り道、勢いで何通も送りたくなる。ぐっとこらえる。

その日のうちに、短いお礼を一通。今日めっちゃ楽しかった、また話したいな、くらいの軽さ。長文はいらない。むしろ重い。既読がつくまでスマホをニヤニヤ見ちゃう時間が始まるけど、まあそれはご愛敬ってことで(笑)

翌朝までに返事が来なくても、慌てない。地図を思い出して。一日くらいの間は、何も起きてないのと同じ。

翌週、2人きりへは紹介者をダシにして

いきなり2人で会お、は急ぎすぎ。

会話の中で相手が言ってた話題に乗っかるのがコツ。あのお店行ってみたいって言ってたよね、今度行かない?みたいに、相手発信の流れに見せて誘う。こっちが勝手に決めた感が消えて、ぐっと自然になる。

最初は紹介者も一緒でいい。3人なら相手も気楽だしね。そこで距離が縮んだら、次は2人。段差を小さくして、一段ずつ上がっていく感じ。一気に飛ぶと、相手が踏み外す。

紹介してくれた友達を、共犯にしてしまう

紹介者を、ただの仲介役で終わらせない。途中から、あなたの味方として巻き込んでいく。

ミナがうまかったのはここ。ご飯のあと、紹介してくれた友達にちゃんと報告してたんだ。彼いい人だったよ、ありがとう、って。そしたらその友達、相手の男性にもさりげなく、ミナ楽しかったって言ってたよ、って伝えてくれてたらしい。

これ、強い。本人同士だと言いにくい好意を、第三者が運んでくれる。紹介者は二人のことを両方知ってるから、温度のすり合わせ役になれる。味方を一人増やすって、こういうこと。

逆に紹介者をほっとくと、この回路がまるごとなくなるからもったいなさすぎる。

これやると一瞬で冷める、紹介恋愛のやらかし

攻め方より先に知っておきたいのが、地雷のほう。

ガツガツが透けた瞬間、相手はすっと引く

会って一回目で重い好意をぶつける。毎日大量にLINE。返信を秒で求める。

焦りはわかるよ。この出会いを逃したくない、その気持ちが空回りすると、相手の逃げ足だけが速くなる。リサーチで聞いた中でも、一番多い失速パターンがこれだった。

熱量は、相手の温度に合わせて出す。先に走りすぎない。半歩うしろを歩くくらいでちょうどいいんだよね。

紹介者を、置き去りにする

相手に夢中になりすぎて、引き合わせてくれた友達への連絡をぱったりやめる。これ、ほんとにやりがち。

さっき書いた共犯の話の真逆。援軍であり保証人でもある人を、自分から手放すことになる。途中経過を軽く共有する、お礼を伝える。それだけで、相手の気持ちが揺れた時にそっと背中を押してくれたりする。

紹介者の前で、二人だけの空気を作りすぎる

3人なのに、相手とばっかり喋って紹介者を空気にする。これも冷える。

紹介者がぽつんとなった瞬間、場の居心地が悪くなって、その違和感が相手にも伝染するんだ。三人とも気持ちよく帰れる夜にする。それができる人は、二人になっても気配りできる人に見える。

タイプじゃなかった時の、角が立たない伝え方

会ってみて、違ったな、ってこともある。当然ある。問題はその先の処理。ここを雑にやると、恋愛より大事な友情にひびが入る。

紹介者には、否定じゃなく感謝から渡す

まずやるのは、断りの前にお礼。会わせてくれてありがとう、話せて楽しかった、を先に置く。

そのうえで、すごく良い人だったんだけど恋愛となるとちょっとピンとこなくて、と正直に。相手を下げる言い方はしない。合う合わないの問題に寄せると、誰も傷つかずに済む。

ここ雑にやると、次から誰も紹介してくれなくなるんだよなぁ

相手へは、フェードアウトより軽い一言

完全に無視して消えると、共通の友達経由でほぼ確実に伝わる。それが一番こじれる。

連絡の温度をゆっくり下げつつ、友達としてはこれからもよろしく、の空気だけ残す。冷たく切らない。狭い世界なんだから、後腐れを作らないのが結局いちばん得をするよ。

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この記事を書いた人

エモ恋スタジオ

縦型ショートドラマを中心に、心が動く恋愛をテーマにショートドラマの脚本・SNSコンテンツの台本を企画しリサーチし制作するクリエイター集団のブログです。
脚本・企画を面白くリアルにするためデートスポットや流行の場所も、自分たちの目で雰囲気を確かめ徹底的にリサーチ!
フィクション(ドラマ)とノンフィクション(現実の経験談)の両面から、現代の恋愛を語りあえる場になると嬉しいです。

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