深夜0時をまわった頃、スマホがピロンと鳴った。おやすみ。
それだけ。
布団の中で親指が止まる。既読をつけたまま数十秒フリーズ。枕越しに自分の心臓の音が聞こえてくる。で、これ、どういう意味…?
ショート動画のネタを集めるために友人や知人から恋愛の話を聞いて回ってると、この場面の相談が毎週みたいに出てくるんだよね。しかも語り出すと止まらない。それだけ引っかかってる証拠でしょ。
判定したいのは彼じゃなくて、自分の期待値
知人のミナから聞いた話がわかりやすかった。マッチングアプリで知り合った相手と3週間、毎晩おやすみのやりとりが続いてたらしい。でも会う話は一度も出ない。
「脈ありか脈なしかより、私がバカみたいに期待してる状態が恥ずかしくて」
送ってくる側の頭の中は、だいたい8つに割れる
聞き取りを重ねてると、おやすみLINEの動機はきれいに二つの山に分かれた。
好意が動いてる4パターン
一つ目、単純に一日の最後に接触しておきたい。夜の連絡は距離を詰めやすいって感覚を持ってる男は多い。
二つ目、会話を終わらせたくない。おやすみは締めの言葉に見えて、明日また話す前提を置く合図として使われる。
三つ目、寝る前に思い出す相手だという事実。何かのついでではなく、彼の一日の終わりに顔が浮かんでる。
四つ目、返事の様子をうかがってる。おやすみに対する反応の温度で、こっちの気持ちを測ろうとしてるケース。ビビりながら投げてる男、けっこういるんですわ。
好意と直結しない4パターン
習慣で送ってるだけ、が一つ。会話の締め方のクセとして固定されてて、相手が誰でも同じ文面が飛んでいく。
寂しさの穴埋めがもう一つ。特定の誰かに向いてない、深夜のテンションで発生する連絡ね。
保険として関係を薄く保つケースもある。会う気はないけど、切りたくもない。この状態が一番厄介。
社交辞令もある。相手を選ばない優しさで、悪気ゼロなのが逆にきつい(笑)
見るべきは文面の中身じゃなかった
ここが今回いちばん伝えたいところ。
友人や知人30人近くに話を聞いて、脈ありだった事例と脈なしだった事例を並べてみたら、おやすみの文面そのものにはほとんど差がなかった。差が出たのは、そのLINEの周りにある要素のほう。
好意が濃いときに出る4つのクセ
その日あった出来事に一行触れてから、おやすみが来る。会議きつかったんだね、みたいな相手の話への言及が挟まる。テンプレじゃ書けない部分なんだよね。
翌日につながる言葉がくっついてる。明日の朝早いんだっけ、とか、続きはまた今度、とか。会話を閉じてないでしょ。
送信時間がバラつく。習慣で送ってる人は毎晩ほぼ同じ時刻に来る。気持ちが動いてる人は、話の流れが終わったタイミングで来るから時間が揺れる。
こっちの返信への反応が速い。おやすみと言った後なのに、返すとすぐ既読がつく。(寝るんじゃなかったんかい)って心の中でツッコんだ人、多いはず。
引っかかったほうがいい合図
毎晩まったく同じ文面。スタンプ一個だけ。深夜1時以降に固定。そして会う話が一度も出ない。
このうち三つ以上そろってたら、関係が今の位置で止まってる可能性を見たほうがいい。ミナのケースは四つ全部そろってた。
今夜そのまま使える返し方の台本
例文を丸ごと写すより、狙いを決めてから選ぶほうが効く。三つの方向で用意した。
距離を詰めにいく返し
「おやすみ。今日の話おもしろかったから、続き聞きたい」
「おやすみ〜。そういえば前に言ってたお店、まだ行ってないの?」
ポイントは、おやすみを返した上で話題を一個置いていくこと。会話を閉じずに寝る。この形なら押しつけがましくならないし、明日の連絡がこっちからでも自然になる。
温度を測る返し
「おやすみ。毎日連絡くれるの、ちょっと嬉しい」
「おやすみ!最近LINE多いけど、私だけ?」
軽い探りね。相手が慌てて否定してきたり、逆に踏み込んできたら好意寄り。曖昧にかわされたら、そこが答え。冗談っぽく投げるのがコツで、真顔でやると重い。
一段引く返し
「おやすみ〜」
これだけ。スタンプも足さない。
サキという知人がこれをやったんだけど、三日目に相手から電話がかかってきたらしい。「なんか冷たくない?」って。温度を下げると、相手の熱量が測れる。ただし本当に興味がなかった場合、ここで連絡は消える。覚悟がいるやつ。
やらないほうがいい返し
深夜に長文で気持ちを送るのは、ほぼ全滅だった。相談してくれた人たちのなかで、これで進展した例はゼロ。
眠い時間帯に重い情報を渡されると、人は処理を明日に回す。そして翌朝、返しづらさだけが残るんだよね…。
女性から送る側になったときの分かれ目
送られる話ばかりしてきたけど、自分から送りたい人も多いでしょ。
重いと言われるのは頻度のせいじゃない
これ、意外だったんだけど。男性側に聞くと、毎日来ること自体を嫌がる声はほとんどなかった。引かれるのは、返事を待ってる気配が透けたとき。
おやすみ、と送った後に既読がつかず、追いで「寝ちゃった?」を送る。この二段構えが一気に温度を変える。
送りっぱなしで平気な人は強い。返事を求めない連絡は、相手の負担にならないから続くんですわ。
送らないほうがいい夜
相手が仕事で潰れてる日、こっちの機嫌が悪い日、そして返事が来なくてモヤモヤしてる日。
ユウキという知人の言葉が刺さった。「察してほしくて送るLINEって、なぜかわかるんだよ」
ざわっとした。文面じゃなくて、送信の間合いに出るらしい。
男が送る側で迷ってるなら
男性が重く思われないか気になってる時は。
毎日送っていいのか問題
送っていい。ただし、同じ文面を続けないこと。
聞き取りの範囲だと、女性側が引くのは、コピペ感が出てきた瞬間だった。三日連続で同じ四文字が来ると、自分じゃなくてもいいんだなって伝わってしまう。
一行足すだけで変わる。今日の話、明日の予定、なんでもいい。手間をかけた形跡が見えるかどうか。
もう一つ。おやすみを送るなら、どこかの時点で会う話を出す。連絡だけ続けて誘わない状態が長引くと、相手はキープされてると受け取る。実際、そう感じて離れていった人の話をいくつも聞いた。
14日で答えを出す進め方
悩む時間を切るために、期限を決めるのをすすめたい。
最初の3日は、返信の温度を少し上げる。話題を一個足す返しを使う。
4日目から7日目、会う話に触れる。行きたい店の名前を出すだけでいい。相手が乗ってきたら日程の話に進む。流されたら、そこを記録しておく。
8日目から14日目、こちらからの連絡量を半分に落とす。相手が埋めにくるかどうかを見る。埋めてこなければ、その関係は今の位置で完成してる。

コメント