体型のことを言う男性心理と傷つかない返し方

居酒屋の座敷で、ショート動画のネタ出しのために集まった夜のこと。恋愛の失敗談を片っ端から集めていたら、彼女がぽつりと漏らした。付き合って半年の相手から言われた一言だってさ。

最近ちょっと、顔まるくなった?

言った本人は笑ってたらしい。悪気なんてなかったと思う、と彼女も繰り返す。でもその日から三ヶ月、鏡の前で頬をつまむクセがついた。写真を撮られるたび、無意識に顎を引くようになった。

目次

体型に触れてくる男性は、三つに分かれる

心理を八個並べる前に、まずざっくり分けたほうが早い。

距離を詰めたくて、やり方を間違えているタイプ

からかいで近づこうとする。中学生かよ、というノリを大人になっても引きずってる人ね。悪意はないけど、当たり方は容赦ない。

悪気がゼロで、痛みの想像がつかないタイプ

天気の話と同じ温度で体型に触れる。指摘された側が黙ったことにも気づかない。彼にとっては会話の埋め草でしかないから、指摘するとキョトンとする。

上に立ちたいタイプ

ここだけ性質が違う。相手の自信をちょっと削って、自分の価値を相対的に上げる言い方をする。褒めと貶しを混ぜてくるのが特徴。可愛いんだから痩せたらもっといいのに、みたいなやつ。これ、けっこう厄介だよ。

体型のことを言う男性心理、8パターン

からかい、独占欲、投影

一つ目はさっきの、からかいで距離を詰めたい心理。二つ目が独占欲で、露出の多い服や体型の話を持ち出して他の男の視線を遠ざけたい。三つ目が投影。自分の理想像を相手に重ねて、そこからのズレを口にしてしまう。彼の頭の中の女性像が先にあって、目の前の人があとになってる状態。

無自覚、ノリの持ち込み、間つなぎ

四つ目、単純なデリカシー不足。五つ目は男同士の会話をそのまま持ち込むケースで、腹が出た出ないを日常的にいじり合ってるグループにいた人に多い。六つ目が沈黙が気まずくて口から出ただけ、というパターン。中身がないぶん、言われた側だけが持ち帰ることになるのが理不尽なんだよなぁ。

心配という名の押しつけ、そして優位の確保

七つ目は健康を気にしている場合。ただし善意でも、繰り返せば圧になる。八つ目が優位に立ちたい心理。ネガティブハラスメントと呼ばれる手口が近くて、相手の自信を軽く下げてから優しくする、その落差で気を引こうとする。名前がついてると知るだけで、ちょっと息がしやすくなる人もいる。

同じ言葉でも、意味が真逆になる三つの見分け方

心理を知っても、目の前の彼がどれかは判別できない。だから見るのは言葉の中身じゃなく、言い方の条件のほう。

人前か、二人きりか

友達や同僚がいる場で体型に触れるなら、そこには笑いを取る意図が混ざってる。二人きりで、しかも静かなトーンで言われたなら、彼なりの本音に近い。ざわっとした場で笑いにされたほうが、後からきつく効いてくるんだけどね。

一度きりか、繰り返すか

一回なら口が滑ったで説明がつく。二回、三回と続くなら、彼の中でその話題が使える札になってる。回数は嘘をつかない。

こちらが黙ったあと、彼がどう動くか

これが一番わかりやすい。表情が曇ったのを見て、ごめん今の無しで、と引っ込める人。何事もなかったように続ける人。気にしすぎだよと笑ってこちらの反応をなかったことにする人。三番目に当たる場合、言葉より態度のほうが問題だと思っていい。

フレーズ別、本音の読み解き

痩せた? と聞いてくる

変化に気づいたアピールが半分。会話のきっかけが半分。ここに深い意味は乗りにくい。ただ、体重の増減を毎回チェックされているサインではある。

細いね、スタイルいいね

褒めの形をしているぶん、返しに困るやつ。純粋な称賛のこともあれば、体を見ていると伝える意図が混ざることもある。判断材料は視線の位置と、その言葉が出るタイミング。服の話の流れなら自然、脈絡なく出たなら別の意図が乗ってる。

もう少し痩せたら?

これは要求。心配の言い方をしていても、中身は変わってほしいという注文だよ。ここで大事なのは、断ったときの反応を見ること。わかった、余計なこと言ったね、で終われば無自覚型。なんで怒るの、と押し返してきたら、話は別のところにある。

ぽっちゃり好きだよ

好みの表明であると同時に、体型を評価の対象として扱う言い方でもある。褒められたのに喉の奥がつかえる感じがするなら、その違和感のほうが正確。

返し方の台本、15例

言い返せなかった、で自分を責める人がめちゃくちゃ多い。台本を持っていないだけなんだよね。先にゴールを決めてから選ぶ。

その場を軽く流したいとき

そこ見てたんだ、意外と。で終わらせる。よく見てるね、と一度返して話題を変える。えー、そういうの言われると黙っちゃうな、と軽く事実だけ置く。私の体の話、面白い? とにこやかに聞き返す。うん、で会話を切って別の話を始める。

角を立てずに、でも同意はしない。この五つはそこを狙ってる。

二度と言わせたくないとき

体型の話はしないでほしい、とだけ伝える。理由は付けなくていい。冗談でも嫌だから、やめて。次に言われたら、ちょっと本気で嫌だよ、と温度を上げる。それ、私が言われて笑えると思ってる? と一度だけ切り返す。あと、笑わないという手もある。しーんとさせるのは、言葉より効く。

話し合いたいとき

主語を自分にして話す。あの一言のあと、鏡を見る回数が増えた。健康の話なら聞くけど、見た目の注文なら受け取れない。私、体型のことだけは触れられるとダメみたい。悪気がないのはわかった、その上でやめてほしい。この四つは責める形になっていないから、相手も守りに入りにくい。

逆に燃える返し

自虐で乗っかる。そうだよね太ったよね、と自分を下げると、その話題は続けていいものとして定着する。次に、あなただって、と相手の体型を返す。これは同じ土俵に降りることになるからしんどい。三つ目が、その場で泣く。泣くこと自体は悪くないけど、彼が話題を避けるだけになって、モヤモヤは残っちゃうからね。

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