「ねえ、この前髪どう思う?」
気になってる子から、いきなりこれが飛んできた友人がいてさ。スマホに送られてきた自撮りを見ながら、心臓がトクンと鳴ったらしい。動画の企画ネタを集めてたときに聞いた話なんだけど。髪型の相談をされただけで、好意なのか、ただ意見がほしいだけなのか悩んでる。
髪型の相談=脈あり、と決めつけると転ぶ
相談された、だから好かれてる。これ、いちばんやりがちな早とちり。先に潰しておくね。
髪型って、誰にでも振れる話題なの。美容院に行く前、同僚にLINEするし、姉にも聞くし、なんなら母にも送る。つまり相談するという行動それ自体は、好意の証拠にならない。ガクッとさせてたらごめん。でも大事なのはここから。見極めの軸は、相談の中身じゃなくて、その周りに転がってるんだよね。ここを冷静に切り分けられるかどうかで、このあとの動き方がまるっと変わる。
された側、相談してくる人の頭の中をのぞく
ただ意見がほしいだけのとき
このタイプは、あなた以外にも同じ質問をばらまいてる。グループLINEで「AとBどっちがいい?」って全員に投げてたり、職場のみんなに順番に聞いてたり。返ってきた答えに「ありがとー」で会話終了。そこから話が広がらない。
…うん、これは脈ありに数えないでおこう。冷たく聞こえる?でも淡い期待をいったんしまうことで、相手をちゃんと見られるようになる。スタートはここから。
あなたの好みに寄せようとしてくるとき
質問の角度が、一段深い。「どういう髪型の人がタイプ?」とか「ショートとロング、どっち派?」みたいに、あなたの好みそのものを聞いてくる。これ、自分がどう見られたいかを、あなた基準で測ろうとしてるサインなの。
企画の打ち合わせ中、後輩の女の子がこぼしてた話がある。好きな先輩に髪型を相談したとき、本心は前髪を切りたかったらしい。なのに先輩が「ロングのままがいい」って言った瞬間、ハサミを入れるのをやめた、って。自分の好みより、相手の好みを優先しちゃった。ソワソワが画面越しに伝わってきた(笑)。
会話のラリーが続いて、なぜか話題が髪型から離れていかない。そういうときは、針が脈ありにぐっと振れてる。
LINEでの相談は、返信の速さより中身を見る
髪型の相談って、LINEで来ること多いよね。写真がぽんって送られてきて「どっちがいい?」って。ここで見るのは、返信が速いかどうか…じゃないんだよなぁ。速さは性格の問題だったりするし。見るべきは、あなたの答えにどう食いついてくるか。
「こっちがいいと思う」に対して「なんで?どこが?」って深掘りしてきたら、あなたの感覚をもっと知りたいってこと。逆に「りょ」の一言で終わるなら、その温度。スタンプ一個で会話が閉じるか、そこから別の話題に転がっていくか。そこに本音が出る。
本当の脈ありは、相談したあとに出る
あなたが「前髪おろした方が似合うと思うよ」って答えたとする。次に会ったとき、ほんとに前髪をおろしてきたら?しかも「言われた通りにしてみた」って報告までついてきたら?…それ、かなり来てるって。
人って、どうでもいい相手のひと言で自分の見た目を変えたりしないんだよね。覚えてる。実行する。わざわざ報告する。この三つが揃った瞬間、相談そのものより何倍も濃いサインに化ける。
逆もある。あんなに相談してきたのに、髪型は前のまんま。何も変わってない。だったらその話題は、ただの会話のきっかけだっただけかもしれない。残念だけど、そこは見ておいた方がいい。あの時こうしておけば、って後悔するよりマシだから。
する側、髪型の相談で距離を縮める
ここからはあなたが気になる人に近づきたい側のときの話ね。
髪型の相談って、きっかけ作りとしてめちゃくちゃ優秀。ただ、やり方を間違えると逆効果になる。男女で攻め方が違うから、分けて話すよ。
気になる男性に相談するとき
男の人って、遠回しなサインを拾うのが壊滅的に下手な生き物でさ(失礼)。チラ見とか思わせぶりな態度を百回やるより、一回はっきり頼った方が届く。
「ちょっと相談あるんだけど、髪型変えようか迷ってて。〇〇くんはどっちが似合うと思う?」
これ、効くんだよ。理由は二つ。まず、頼られると男は単純に悪い気がしない。そんでもう一個がデカい。報告という名の、次の連絡が自然に作れること。後日「この前のアドバイス通りにしてみたよ」って写真を送れば、向こうから会話が始まる。一回の相談を、二回の接点に増やせるわけ。これが地味に効いてくる。
企画リサーチで聞いた中に、これで進展したカップルがいた。彼女が髪型を相談して、男が答えて、彼女が本当にその髪型にして写真を送った。男の方が、俺の言うこと聞いてくれたんだ、ってニヤニヤしちゃったらしい(本人談)。そこから連絡が増えて、付き合うことになった。きっかけは、たった一回の髪型の相談だったって。
気になる女性に相談するとき
女性は逆に、察しがいい分むずかしい。髪型の相談って好意のアプローチだよね、って秒で見抜く子がいる。あからさますぎると、うわっ来てるじゃん、って一歩引かれることもある。これはこれで切ない…。
だから、自然な流れの中にそっと混ぜるのがコツ。美容院の話題が出た瞬間とか、相手が髪を切ってきたタイミングとか。
「似合ってるね、それどこで切ったの?俺も変えようか迷っててさ、どういうのがいいと思う?」
肝は、彼女の意見をその人だけのものとして大事に扱うこと。みんなに聞いてる感を、絶対に出さない。あなただから聞いてる、が伝わると、向こうの中で特別扱いされてる感覚が生まれる。そのくすぐったさが、じわっと距離を縮めてくれる。
相談したまま終わらせない、最後のひと言
相談して、答えをもらって、ありがとうで解散。これだと何も進まないんだよね(泣)。もったいなさすぎるって。
答えをもらったら、その場で次に橋をかける。「じゃあ今度、それ系の服も見たいからついてきてくれない?」とか。髪型の話を、次の約束に変換しちゃう。相談はゴールじゃない。入口なの。ここだけ持って帰ってほしい。
やりがちな勘違い、先に言っとくね
誰にでも優しい人を、脈ありと読み違えるパターン。これ、ほんとに多い。相談に乗ってくれた、髪型を褒めてくれた、それだけで舞い上がる。でもその人、後輩にも同僚にも同じ顔で接してたりするんだわ。優しさと好意は、別もの。見分けるのは、やっぱり相談のあとの行動。
する側のミスもあるよ。気合い入りすぎて、相談を盛りすぎちゃうやつ。長文で「人生で一番悩んでて」みたいに送ると、重っ、てなる。髪型の相談は、軽く投げて、ちゃんと報告する。これくらいの温度がちょうどいいんだよなぁ。
今日から動ける台本
長く考えても、指は止まったまんま。だから具体的なセリフを置いとく。コピペでいいから、使ってみて。
された側で、脈ありか確かめたいとき。小細工はいらない。素直に乗っかるのが一番強い。「〇〇さんのおすすめ、けっこう刺さったわ。今度それで切ってみる」。そう言って、本当に切って、報告する。そのとき相手の反応が食い気味だったら、脈あり寄り。反応が薄かったら、まあそういうこと。自分の行動で、相手の本音をあぶり出せる。
する側で、男性に近づきたいとき。動きは三つだけ。ひとつ、相談を投げる。「髪型迷ってて、〇〇くんの意見が聞きたいんだよね」。ふたつ、もらったアドバイスをちゃんと採用する。みっつ、後日報告する。「言われた通りにしたら評判よかった、ありがとね!」。この三往復で、ただの知り合いから、ちょっと近い人に変わる。
する側で、女性に近づきたいとき。彼女が髪型の話をした、その瞬間を待つ。そこに自然に乗せる。「センスいいよね、相談乗ってほしいんだけど」。意見をもらったら、必ず採用して報告まで。次に会ったとき、こう添える。「あれから評判いいよ、〇〇さんのおかげ」。名前を一個入れるだけで、その人だけの特別感が残るんだよ。

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