デート三回目のあと、彼から返信が来なくなった。理由も言われず、ふっと。 その話をしてくれた友人の目が、ちょっと赤かった。 ショート動画のネタを探して雑談してた夜の話。
その子、周りから優しいって言われるタイプ。裏表がなくて、人を疑わない。 コーヒーカップを両手で包んだまま、ぽつりとこぼした。
「私、純粋すぎるのかな。だから飽きられるのかな」
嘘もつかず、駆け引きもせず、まっすぐやってきた。 なのに報われない。 むしろちょっとズルそうな子のほうがモテてたりするじゃん。 これ、あるあるだよねぇ。 純粋でいるのって、恋愛だと不利なの? 考え始めると、じわじわ苦しくなってくる。
なぜ純粋な人ほど恋愛で傷つきやすいのか
純粋さって、性格そのものより、行動のクセとセットで表に出る。 そのクセが、たまたま恋愛だと裏目に出やすい。 だから同じ純粋さでも、愛される人と傷つく人に分かれるわけ。
狙われるのは純粋さじゃなくて境界線のなさ
さっきの友人の話には続きがある。 彼、最初のうちは毎日連絡くれてたらしい。 それが嬉しくて、彼女は自分の予定を全部あと回しにした。 彼から誘われたら、バイトのシフトも友達との約束も、キャンセル。 (嫌われたくない、ほんとにそれだけだった)
純粋さのせいに見えるでしょ。 でも実際は、断る線を持ってなかっただけなんだよね。 相手に合わせすぎて、自分がどんどん透明になっていく。 人って、いつでも手に入るものを大事にしなくなる。悲しいけどさ。 彼女が飽きられたのは、心が汚れてないからじゃない。 自分を後回しにするクセが、相手に、雑に扱っていい余地を渡してた。
境界線って、冷たくなることじゃないよ。 ここまではいい、ここからは無理。それがないと、優しさが尽くしすぎに化ける。 尽くしすぎは、なぜか重く受け取られる。ふしぎだよね。
信じすぎ期待しすぎが相手の負担になるとき
別の子の話もしていい? 好きになると、相手を理想の人にしちゃうタイプだった。 まだ三回しか会ってないのに、頭の中では半分もう恋人。この人が運命かもって、勝手にストーリーを組み立てる。
で、相手が理想からちょっとズレた瞬間、ガクッと落ちる。 返信が遅いだけで、この世の終わりみたいな顔してた。 本人に悪気はゼロ。むしろ一生懸命なの。 でも受け取る側からすると、重い。 まだ育ってない関係に大きすぎる期待を乗せられると、人は逃げたくなる。
純粋な人は、相手を疑わないぶん、相手を見てないことが起きる。 目の前の人じゃなくて、自分の頭の中の理想と付き合ってる。 そこがズレて、勝手に傷つく。 傷ついた顔を向けられた相手も、じわっと責められてる気になる。 そうやって悪循環が始まっちゃうんだよね。
計算高い人がモテるという思い込みの落とし穴
ここでよく顔を出すのが、あの考え。 優しい自分は損して、計算高い子が得してる、ってやつ。 気持ちはめちゃくちゃわかるよ。 でもこれ、けっこう危ない思い込みなんだ。
モテてる子を計算高いって決めつけると、自分は正しいのに不遇、って物語ができあがる。 一瞬ラクになるよね。 自分は悪くない、世界がおかしいってことにできるから。 (私は純粋だから損してるだけ) この物語、痛みを麻痺させてくれる。 そのかわり、同じパターンを延々と繰り返させるの。
実際は、モテてる子がやってるのは計算じゃないことが多い。 自分の気持ちを、ちゃんと言葉にしてる。 嫌なことは嫌って言う。 好きでも、相手のペースを見ながら距離を測ってる。 外から見ると、駆け引きしてるように映るだけなんだよ。
ズルさと、自分を大事にする力。 この二つを混ぜてるうちは、ずっと苦しい。 計算高くなる必要なんて、これっぽっちもない。 自分を粗末にするのを、やめるだけでいいんだよね。
純粋さが武器になるか隙になるかの分かれ目
同じ純粋さなのに、愛される人と利用される人がいる。 その差は、才能でも顔でもない。 使い方を知ってるかどうか。ほんとにそれだけ。
武器になる純粋さは、まっすぐさとして相手に届く。 好きって言える。ありがとうを惜しまない。人を信じられる。 擦れた人にはもう出せない魅力だよ、これ。 一緒にいて安心する、って思われる強さになる。
隙になる純粋さは、無防備さとして漏れちゃう。 誰にでも全部を差し出す。断れない。相手を見ずに信じる。 この状態だと、大事にしてくれる人には気づかれない。 利用したい人にだけ、ピンポイントで見つかる。 同じ性質なのに、届く相手が真逆になる。ここがこわいとこ。
分かれ目は、自分を守る線を一本持ってるか。 線があれば、純粋さは魅力のまま残る。 線がないと、純粋さは餌になっちゃう。 性格を変える話じゃないんだよ。守り方を覚えるだけの話なんだよね。
大人になっても、で立ち止まってるあなたへ
大人になっても、って言葉、けっこう刺さるよね。 周りは次々ペアになっていくのに、自分だけ同じ場所にいる感じ。 歳を重ねても状況が変わらない、その焦りが混ざってる。
でも純粋さは、歳とともに減点されるものじゃない。 擦れた大人だらけの中だと、まっすぐさはむしろ希少になっていく。 問題は、その希少さを守る線を持たずに、無防備に配ってきたこと。 そこだけ変えれば、大人になってからのほうが、届く相手はちゃんといる。
純粋さは短所じゃない。守り方を習ってないだけ
そもそもさ、純粋さで嫌われてるんじゃないんだよね。 自分を後回しにするクセ、相手を見ずに信じるクセ。 そこが軽く扱われる隙になってるだけ。
擦れるって、傷つかないように心を鈍らせること。 それをやると、たしかに利用はされにくくなる。 でも同時に、人を好きになるドキドキも鈍る。 安心を与える力も、いっしょに消える。 そんな交換、割に合わないでしょ。 守り方さえ覚えれば、鈍らせずに済むんだよ。
純粋なまま愛される人がやってる7つのこと
順番に意味がある。上から効いてくる。 どれも大げさな変化じゃない。台本みたいに、そのまま真似していいよ。
①ノーが言える線を一本持つ
全部OKをやめる。それだけで扱いが変わる。 無理なときは、さらっとこう返す。 「その日は先約あるんだ、また今度ね」 理由を盛らなくていい。謝り倒さなくていい。 断ったくらいで離れる相手なら、遅かれ早かれ離れてた。 線を一本引いた瞬間、相手はあなたを軽く見れなくなる。
②好意を出すスピードを相手に合わせる
好きになると、気持ちが先に全部走っちゃう人へ。 出す量を、相手が出してきた量に合わせてみて。 向こうが一歩なら、こっちも一歩。二歩は出さない。 冷たくするんじゃないよ。歩幅を揃えるだけ。 関係って、片方が走ると片方は引くの。不思議なくらい当たる。 同じテンポで進むと、相手も安心して距離を詰めてくる。
③相手を理想化せず事実で見る
頭の中の理想じゃなくて、目の前の人を見る。 やり方はシンプル。 言葉じゃなく、行動を数えるんだよね。 会おうって言ってくれた回数。約束を守った回数。 そこを見てると、勝手に運命を盛る妄想がスッと止まる。 落差で傷つくことも減る。相手をちゃんと知ってから、好きになれる。
④尽くす前に自分の機嫌を自分でとる
相手に幸せにしてもらおうとすると、期待が重くなる。 だからまず、自分で自分を満たしておく。 好きな音楽、サウナ、友達との予定、なんでもいい。 自分の機嫌を自分でとれてる人は、恋愛でしがみつかない。 しがみつかない人には、ぐっと余裕が出る。 その余裕が、いちばんモテるんだよ。ほんとに。
⑤我慢せず言葉で伝える
純粋な人ほど、察してほしくて黙る。 言わなくても気づいてよ…で、勝手に我慢して、勝手に爆発する。 これ、やめよ。 嫌なことは、その場でやわらかく言葉にする。 「それされると、ちょっと寂しいな」 責めるトーンにしないのがコツ。感じたことを、そのまま渡すだけ。 黙って耐えるより、ずっと大事にされるようになる。
⑥都合のいい人と優しい人を分ける
この二つ、似てるようで真逆なんだよ。 優しい人は、相手も自分も大切にする。 都合のいい人は、自分を削って相手にだけ尽くす。 見分け方は、相手が返してくれてるかどうか。 あなたが与えるばかりで、向こうは受け取るだけ。 それ、優しさじゃなくて消耗だよ。線を引いていい相手。
⑦付き合う相手と環境を選ぶ
最後がいちばん効く。 あなたの純粋さを重いって言う人とは、そもそも合ってない。 その優しさを、ありがとうって受け取れる人がちゃんといる。 出会う場所を変えると、同じあなたの評価が真逆になることもあるの。 利用したい人が多い場所に、まっすぐさを置いてこない。 大事にしてくれる人がいる場所を選ぶ。それだけで世界が変わるよ。

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